戦場のような経営から“人が輝く経営”へ

~ウェルビーイング経営が描く次のステージ~

最近、とても印象に残る投稿を見ました。
中小企業の現場で活躍しているコンサルタントの方が、
経営は戦場だ
綺麗事では食っていけない
現場の修羅場も知らずに語るコンサルはいらない
と、かなり強めのトーンで語っていたんですね。

それを読んだとき、正直に言うと、
「あぁ、そう感じている経営者は、本当にたくさんいるんだろうな…」
と、胸にズシンと来ました。

だって、中小企業の経営って、
・数字のプレッシャー
・人が辞める不安
・採用の難しさ
・お客様からの高い要求
・資金繰り
・失敗したら終わる恐怖
・目まぐるしい環境変化
こういうものに、毎日さらされているわけですから。

そりゃあ、「毎日が生き残るための戦いだ」という気持ち、よく分かるんですよね。そういう覚悟で「会社と社員を守ろう」としている。

だから、私は経営者って本当に凄いなと、昔から尊敬してやまないわけです。

ただ、一方で、私にはこんな疑問も浮かびました。

会社って、本当に“戦場”じゃなきゃいけないんだろうか?
経営って、ずっと闘い続けるゲームなんだろうか?
それで、そのゲームに関わっているみんなは幸せになれるのだろうか?


これまで色々な企業と関わる中で、頑張りすぎて疲弊していく人たちを、私は見てきました。

・眠れない管理職
・周りに頼れない若手
・ギスギスした空気
・何かを言えば攻撃される不安
・心が冷めていく瞬間

そして何より
経営者自身の心が、すり減っていく姿。

売上は伸びた。
社員も増えた。
でも、心が軽くならない。
そんな経営者の横顔って、割と珍しくありません。

だから私は、こう思ってしまうのです。
経営って、本当は“戦うこと”じゃなくて、人が本来の力を安心して発揮できる“器づくり”じゃないか、と。

これが、私たちHHOSAが大事にしているウェルビーイング経営の根っこに流れている考え方です。


「なんだよ、優しい経営か?」と思われるかもしれません。


でも私は逆にこう言いたいんです。
「幸せに働けない組織は、結局、成果も続かない」と。

心理的に安心できる。
それだけで、人は挑戦しやすくなります。

自分の存在が認められている。
それだけで、自然と頑張れたりします。

仕事の意味が腑に落ちている。
それだけで、本気度が変わります。


そういう“小さな幸せ”の積み重ねが、最後は、生産性の向上やイノベーション、顧客や取引先からの信頼、そして、事業の継続力に昇華していくんだと、私は信じています。


戦い続ける組織がダメ、という話ではありません。
ただ、社内まで戦場にする必要って本当にありますか?という問いを、一度くらい一緒に考えてみたいのです。


私は、いま強く感じています。
ウェルビーイング経営は、「きれいごと」ではなく、「戦い続ける経営の次の進化形」だと。


経営は、人を疲弊させる舞台ではなく、人が生き生きと働き、人生そのものが輝く場所であってほしい。
だから私は、この道を歩み続けようと思っています。


もし、いま“戦場の真ん中”で孤独に耐えている経営者の方がいたら、こうお伝えしたいです。

戦わないと生き残れない、という前提そのものを一度疑ってみてもいいかもしれませんよ、と。


HHOSAは、ウェルビーイング経営を志す企業のみなさんと、一緒に学び、一緒に悩み、一緒に成長していく、そんな“伴走の場”でありたいと思っています。

戦う経営のその先へ。幸せから始まる経営。

私は、それがこれからの日本企業の希望になると、心から信じています。